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​お 知 ら せ

 

白玉粉は、単純にもち米を機械で粉にするだけでの米粉ではありません。

前日から冷たい水に漬け、早朝、日の出とともに、さらにたっぷりの水とかけ流しながら石臼で水挽きし、その米液を脱水機にかけ、脱水した塊を細かく砕いてから1時間近くかけてゆっくり温風で乾燥させます。

 

そのように大変手間をかけて製粉されるために、和菓子粉のなかでも高級品として扱われてきました。

 

古くは厳冬期の冷たい水に晒してつくられたため別名「寒晒粉(かんざらしこ)」とも呼ばれています。

製造の工程でこれだけ手間をかけるからこそ、使い手は、水と捏ねて茹でるだけで、あの「もっちり、つるり」とした清らかな白玉が簡単に出来上がる。​

そして白玉粉は、乾物として長期保存が可能。

『~乾物類の多くは、過去幾百千年の長き間において、われわれの祖先が経験と刻苦によって、生鮮なる穀豆果采、或は魚介藻草に乾燥または加工の術を施し、これを貯蔵または行旅に便ならしめたもので、わが邦の食料品として重要なる地歩を占めて来たことはい謂うまでもない。~その時代々における進歩的食品、先駆的食品であった~』

(大阪乾物商同業組合 昭和6年11月25日発行「乾物の知識=その栄養価と調理法=」より抜粋)

白玉粉も、家庭で身近な、歴史ある乾物文化の一つ、弊社はこれからも白玉粉を通じて「おいしい」、「たのしい」、「古くて、新しい」、「新潟らしい」をテーマに商品を開発、ご提案していきます。

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